- はじめに
- 私の心はCHAIN THE BLOSSOMに囚われている
- 私のLe☆S☆Ca はとっくに溶け混ざっている
- 私はAsterlineがこんなにも好きだった
- 「私の」”DIVE TO YOUR SKY!!”とは何だったのか
- 僕らはそこにとどまり続けることができない
はじめに
「DIVE TO YOUR SKY!!」オタク諸氏および関係者の皆様お疲れ様でした。
ナナシス全体のライブとしては久々の声出し公演となりました。
新しい試みもあり、安心感のある定番の演出もあり、ナナシス現在位置を十分に感じることができた公演でした。
私は両日現地で参加し、頭からっぽで「うひょ~~!楽し~~!」となっていました。
が、半月が立った今改めて、
「私にとって”DIVE TO YOUR SKY!!”とは何だったのか?」
ということを考えてみたくなりました。
その思考過程のログとして、本記事を執筆・公開します。
本当に思考過程をそのまま出した散文なので、私か、私と同じくらいナナシスに何年も張り付いていたオタクしかわからない説明不足な部分もあると思います。
その点踏まえた上で、お読みいただければと思います。
参考
どんなライブだったっけ?という方は、アーカイブとセトリをチェック。
▽公式ツイート
Tokyo 7th Sisters LIVE 「DIVE TO YOUR SKY!!」
DAY1・DAY2公演のミクチャアーカイブが公開中!
配信期間は2024/9/18(水) 23:59まで!
▼チケットの購入はこちらhttps://t.co/wSGap6ZMXf
特別にセットリストも公開!
お見逃しなくっ!#t7s #ナナシス #ナナシスLIVE pic.twitter.com/Xy9nPd2ujM— 「Tokyo 7th シスターズ」公式【ナナシス】 (@t7s_staff) 2024年8月20日
私の頭からっぽな方の感想はTwitterでツリーの形で残しているので、興味がある方はそちらもどうぞ。
▽Day1の感想ツリー
感想ツリー #ナナシスLIVE
— えふきゅう (@fgQji_thats) 2024年8月17日
▽Day2の感想ツリー
DTYS Day2 感想ツリー #ナナシスLIVE
— えふきゅう (@fgQji_thats) 2024年8月18日
私の心はCHAIN THE BLOSSOMに囚われている
いつのライブの話しとんねんって感じなんですが、私の心は未だにうっすらナナシスの3rdLIVEに囚われています。
2017年に幕張であった2Dayの3公演。バンドの生演奏と満員の会場の熱狂。
まだ若かった私にとって大事なライブの一つです。
2024年の今、同じ会場で数年ぶりの声出し全体ライブ。
はっきり言って私はその再演を求めていたのだと思います。
(今考えるとそんな気がする)
結局、公式からお出しされたのは真逆のコンセプトでした。
CHAIN THE BLOSSOMが魂のこもった作品とするのなら、
DIVE TO YOUR SKY!!は真心のこもったおもてなし、と私は表現します。
押しつけがましい哲学も美学もなく、ただそこに集まった人々を愛し、盛り上げる祭りのようなライブ。
私はそんな求めていたものと真逆のライブにも、「楽しいじゃん」「ナナシス好きだなあ」と意外にも素直な感情が沸き上がったのでした。
超えてはいないが、負けてもいない
— えふきゅう (@fgQji_thats) 2024年8月17日
競うな。持ち味を活かせ。#ナナシスLIVE https://t.co/aEFruTqEyl
私のLe☆S☆Ca はとっくに溶け混ざっている
Le☆S☆Ca の思い出は幕張に紐づいています。
3rd4thとLe☆S☆Ca は出演し、5thも幕張で新キャストがデビュー。
単独公演グローイングも幕張。
そして今回も幕張。
久しぶりに、私はCHAIN THE BLOSSOMのライブ音源を聞きながら会場に向かったのですが、Le☆S☆Ca の声に違和感を感じた自分に驚きました。
「ミツバチ」がリリースされて5年。
今のLe☆S☆Ca が私の中でスタンダードになるには、十分な時間が経っていました。
一番はやはりレスカ
— えふきゅう (@fgQji_thats) 2024年8月18日
ミツバチを幕張で、イベントホールでやる意味がある……
この2日間で涙が流れたのはここだけ#ナナシスLIVE
私はAsterlineがこんなにも好きだった
アステのイントロが聞こえた瞬間、ステージ上の姿を見た瞬間、歌声を聞いた瞬間、途方もなく何かが満たされ、幸せになった感覚がありました。
安心したといってもいい。信頼できる家族や友だちの顔を見たときのような、喜びを感じたのです。
34ならいざ知らず、53組にこんな感情が芽生えるときが来るなんて……と感慨深いような、気恥ずかしいような、不思議な気持ちになったのでした。
「あ、私アステのことこんな好きだったんだ……」←ライブの度にこれやってる#ナナシスLIVE
— えふきゅう (@fgQji_thats) 2024年8月17日
「私の」”DIVE TO YOUR SKY!!”とは何だったのか
いつの間にか変質していた自意識と向き合うきっかけをくれた公演だと感じています。
理性や言葉では
「Team7thを応援する」「Le☆S☆Caには今も昔もない」「53も大好き」
などと言ってきましたが、ある種お題目のような認識も私自身していました。
だってそう言うしかないじゃん、と俯瞰した自分がずっといたような気がしていました。
今回の公演では理性の外、情や魂のような部分でそれらを実感出来た気がしています。
自分の心を心で理解できた。そんな感じがしています。
僕らはそこにとどまり続けることができない
ナナシスが始まって10年が経ちます。
現体制になってからは3年ほど。
私も大人になり、世界も移り変わりました。
気づけば社会は敵ではなくなりました。
愛や思いやりこそ、人間にとって大事なことなのだと考えるようになりました。
体重は10㎏増えました。
ずっと変わっていないつもりだった私は、これからどう変わってしまうのでしょうか。
僕らもナナシスも、そのままではいられない。
それでも、できるだけ長くナナシスと共にありたいと、インターネットの片隅で祈ります。
(了)
▽追伸
動いているのは旗でも風でもなく、心なのだと忘れないようにしたいものです。